最近は本の宣伝ばかりしているので、「この人は半導体商社の社長なのか、作家なのか、北海道で宿をやっている人なのか、それともミュージシャンなのか?(違うか)」と混乱されている方がいるかもしれません。正解は全部です。今日はそのうち、北海道の話をさせてください。

本日9月30日、グループ会社のトナリゾート株式会社が、北海道の宿泊運営会社W vacation株式会社(宿泊運営ブランド「ダブルバケーション」・札幌)と資本業務提携を開始しました。

▼プレスリリース全文(当社ニュース)
https://tonarism.co.jp/news/news_detail.php?n_id=114

リリースには書けなかったことを、ここに書きます。

■ 半導体商社が、なぜ北海道で宿をつくっているのか?

私を追いかけている人は知っていると思いますが(いないか)、20代前半まではプロのミュージシャンを目指して音楽のことしか考えていませんでした。夢に敗れてギターを半導体に持ち替え、気づけば現場に10年以上。トナリズムは今年で9期目になります。

今思えばギターの中にも半導体入ってるけど。この文章いらんか。(AIで書いてないことの証明。無駄こそ尊い。)

かつてブログに書いた通り、起業当初は何度か瀕死の状態に陥りましたが、徐々に余裕ができたころ、「お金は何のためにあるのか?」を真面目に考えました。私たちの理念は「最高の人生とは、大切な人のトナリに長い時間いることができた人生だ」。お金がすべてではない。でも、お金があると気持ちに余裕が生まれ、その余裕が、大切な人と過ごす時間に変わる。これは真理だと思っています。

2024年、その理念を形にする場所として、北海道にトナリゾートをつくりました。ニセコと富良野で自社のホテル・ヴィラを企画・開発し、運営してきました。スマートロック、家電制御、AIチャット。トナリズムで扱ってきたIoTの技術を宿に組み込み、人手をかけずに快適さを保つ「スマートリゾート」のフォーマットを生み出したのです。(優秀な社員たちが。私は広報担当w)

北海道は、外国人延べ宿泊者数が2024年に約965万人泊で全国4位(観光庁)。東京・大阪・京都に次ぐ規模で、三大都市圏以外では日本最大のインバウンド宿泊地です。それなのに、良い宿の供給は追いついていません。建物は建つのです。でも、清掃をやってくれる人がいない。鍵の管理、価格の調整、ゲスト対応。ここを高い品質で回せる会社が、圧倒的に足りない。北海道の宝が、運営力不足で活かしきれていない。

この「運営」を、誰に託すか?その答えが今回の提携です。(言い回しがかっこいい。)

■ 1年で社長になった男

ダブルバケーションの代表・奥村亮さんとは、2025年の3月からトナリゾートの現場で一緒に仕事をしてきました。アパホテルで全国200棟以上の運営支援やレベニューマネジメントを手がけてきた、ホテル運営のプロです。信条は「ホテル運営は、仕組みが9割」。

正直に言うと、彼が来て以来、ずっと衝撃を受け続けていました。

まず、レスポンスが誰よりも速い。何を投げても、返ってくるまでが速い。時にAIと話しているのかと思うほど。ワンチャンAIかもしれません笑

現場では、清掃の品質から価格設定まで、自分の手と目で確かめて、完璧に仕上げてくる。

数字にも強い。感覚ではなく、必ずデータで判断する。

そして、責任感がものすごい。任せたことは、最後まで自分の仕事としてやり抜く。弊社グループの行動指針は「明るく素直に、やり抜こう」ですが、まさにそれを体現しています。

決定的だったのは、オーナー様との商談でした。「あなたの物件の運営を、私たちが受けます」という場面で、彼が出す数字は徹底的にロジカルで、隣で聞いている私が「この人に任せたい」と思ってしまう。危うくハンコを押しかけたのも一度や二度ではありません。(コラ)

そこで、認めました。自分よりも、はるかにすごい。だったら、私がやるより、彼がやったほうがいい。

だから今回の提携にあわせて、彼に社長を任せることにしました。出会って1年ちょいの人に、会社を一つ任せる。トナリズムグループでは、本気で取り組み、結果を出す人には、経歴や在籍年数に関係なく、実際にそうやって任せてきました。この判断が正しかったかどうかは、これからオーナーの皆様の物件で、彼をはじめとしたダブルバケーションの社員が証明していきます。

■ 「宿のオーナー」は、思っているより近い

今回の提携で、投資家・オーナーの皆様が持つ土地や物件に、トナリゾートが「何を建てれば選ばれる宿になるか」の企画・開発フォーマットを提供し、完成後の運営はダブルバケーションが担います。「企画・開発・運営」を一体で、北海道全域で。

私は半導体株の本も書きましたし、株式投資は素晴らしい手段だと思っています。ただ、宿への投資は、それとは少し違います。事業にとても近いのです。自分の宿に、世界中から人が来て、「また来年も来ます」と言って帰っていく。お金と一緒に、誇りのようなものが手に入る。

「ホテル開発なんて自分には無理」と思われるかもしれません。でも、マンションの一室から始めれば、初期投資は百数十万円から。もちろん、大きいものをやりたければ一棟のホテル・ヴィラまでできます。そして運営は、我々ダブルバケーションに任せられます。オーナーは本業を続けながら、北海道に宿を持てます。もちろんフルコミットで開発したい方も大歓迎です。

モデルケースとして、洞爺湖でプライベートサウナ付きのヴィラ(2LDK・2棟)を開発中です。「サウナ×湖畔×無人運営」。サウナ好きの私としては、今とても楽しみにしている物件です。

洞爺湖ヴィラ 外観パース(開発中)
洞爺湖ヴィラ 外観パース(開発中)
洞爺湖ヴィラ LDKパース(開発中)
洞爺湖ヴィラ LDKパース(開発中)
洞爺湖ヴィラ プライベートサウナパース(開発中)
洞爺湖ヴィラ プライベートサウナパース(開発中)

■ 最後に

北海道には、まだまだポテンシャルがあります。足りないのは、運営です。そこは、私たちダブルバケーションがやります。

皆様には、宿のオーナーとして、世界中から人を北海道に呼び込む側に回っていただきたい。そして、そこから生まれた余裕で、大切な人のトナリに、少しでも長くいてほしい。それが、私が半導体商社の社長でありながら、北海道で宿をつくり続けている理由です。

「北海道を、世界のトナリへ」。この挑戦を、皆様と一緒に前に進めていきます。

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▼プレスリリース全文(当社ニュース)
https://tonarism.co.jp/news/news_detail.php?n_id=114

▼トナリゾート株式会社
https://tonaresort.co.jp

▼W vacation株式会社
https://worldwidebase.co.jp/minpaku/